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ロードスターは、マツダが1989年に初代モデル「NA型」を発表して以来、世界中で愛されている2シーターオープンカーです。「人馬一体」をコンセプトに、軽量ボディと直感的なハンドリング性能を追求した設計が特徴です。4世代にわたり進化を続け、シンプルで美しいデザインとスポーツカーらしい運転の楽しさを提供しています。特にオープンエアでの走行は解放感抜群で、趣味車としての魅力を存分に味わえます。世界累計生産台数100万台以上を誇るなど、手軽にスポーツカーの喜びを感じられるモデルとして確固たる地位を築いています。
NCロードスターは、2005年に登場したロードスターの3代目モデルです。初代や2代目と比べ、車両サイズがやや大きくなり、安定感のある走行性能と快適性が向上しています。2.0Lエンジン(地域によっては1.8Lモデルもあり)を搭載し、軽快な加速とスポーティな走りが魅力です。また、電動ハードトップ(パワーリトラクタブルハードトップ)モデルも選べ、クーペのような使い勝手とオープンカーの爽快感を両立しています。趣味車としての所有満足度が高く、現代のスポーツカーにはないシンプルさが愛されています。
ロードスターを所有する上で、最初に気になるのが維持費。「社会人一年目で維持できるかな?」と思う方も多いかもしれませんが、正直、意外と大丈夫!維持費は確かにかかりますが、それ以上に得られる楽しさが大きいので、心配しなくても大丈夫ですよ。
年間の維持費の目安
私のロードスターの年間の維持費はおおよそ61万円ほど。具体的にはこんな感じです
車検費用:2年に一度で約10万円
↓8万キロ走行時の車検見積費用
自動車税:年間4.5万円
法定点検:年に1度で約1.5万円
任意保険料:年間6万円(プランや年齢で少し変動)
燃料代:月1000キロ走ると、年間21万円くらい(ハイオクで10〜12km/L)
メンテナンス費:オイル交換やタイヤ交換(年割)で年間4万円ほど
駐車場代:19.2万円
私は幌車(屋根が布製)なので、駐車場は屋根付きのスペースを選んで、月1万6千円かかっています。少し贅沢ですが、車を守るためには必要経費です。
どうやって維持費を抑えているの?
正直、最初は「趣味車だから維持が大変そう」と思っていましたが、いろいろ工夫してみた結果、なんとかなるものです!具体的には…
DIYでお手軽にメンテナンス
テールランプ球やワイパー交換などの簡単な作業は、自分でサクッとやってしまい工賃を節約します。無駄を省いて楽しむ
食費や交際費を少し抑えて、余った分を車に回しています。最初は少し大変でも、趣味車を持つ楽しさがそれを上回ります!
メンテナンス内容に応じてショップ選び
作業内容に応じて、ディーラー、オートバックス、専門店をうまく使い分けています。
ディーラー:確実なサービスと引き換えに高めの工賃がかかります。
カー用品店:オイル交換など自分ではできないが簡単な作業。工賃は比較安め。
ロードスター専門店:最適なチューニングやセッティングをしてくれるプロならではの安心感があります。
このように適材適所、必要なところに作業を依頼しています。
ロードスターに乗る毎日、楽しさとちょっとした苦悩が交錯しています。でも、それも含めて、この車が好きなんですよね。ここでは、私が感じる喜びとちょっとした不便さをお伝えします!
喜び:走行性能がもたらす楽しさ
やっぱり、ロードスターの一番の魅力はドライブの楽しさ!幌を開けて、自然豊かなワインディングロードを走るときは、風を感じながら心が解放される気分になります。これがほんとに最高で、毎回ドライブが待ち遠しくて仕方ありません。
それから、スポーツカーに乗っているという高揚感!例えば、エンジンをかけた瞬間に感じるそのサウンドや、道路をグイグイ進んでいく感じ。普段は車にこだわらない人でも、このロードスターの運転席に座ると自然とテンションが上がります。「ああ、自分もスポーツカーオーナーなんだ!」と実感できる瞬間が心地よいです。
そして何より、ロードスターってあまり故障しないんです。経年劣化による消耗などはもちろんあるものの、丈夫で頼りになる車なので、安心して乗れるところも大きな魅力。自分の車が信頼できるって、ドライブの楽しさが倍増しますよね!
苦悩:機能性の低さがもたらす不便さ
もちろん、完璧な車なんてないわけで、ちょっとした不便さもあります。まず、室内の広さ。狭い車内が愛嬌でもありドライバーにとってはちょうど良いサイズ感でも、乗り降りの際に少し手間取ることがあります。特に後部座席は存在しないので、積載量も限られており、旅行やアウトドアなど、荷物をたくさん積む場面ではちょっと不便に感じることも。
それから、スポーツカーらしく足回りがしっかりしているので、ロードノイズやエンジン音がけっこう響きます。普通の車に慣れていると、ちょっと気になることもありますが、長距離走るときは「おお!これがスポーツカーだ!」って感じで、逆に楽しくなってきたりもしますけどね。
そして、正直に言うと…ロードスター、デートにはちょっと向いていないかもしれません(笑)。快適さを求める人には、ちょっと硬い足回りや狭い車内が気になるかもしれません。ゆったりドライブには向かないかも、というのが正直なところ。でも、その分、運転している自分を楽しめるから、そんな不便さも全然気にならなくなります!
喜びと苦悩、どちらもロードスターの魅力の一部です。少し不便なところもありますが、その分、ドライブの楽しさや所有感がより一層輝いて見えるんです。完璧じゃないからこそ、愛着が湧いてくる、この感じがたまらないんですよね!
学生や社会人一年目でも全然大丈夫!
維持費の心配をしている方もいるかもしれませんが、しっかり計画すれば、学生の方や社会人一年目でも十分に楽しめます。ちょっとした工夫と節約で、ロードスターライフを心から楽しめるので、ぜひ挑戦してみてください!
維持費を超える楽しさ!
ロードスターに乗ることで得られる満足感は、維持費を超える価値があります。
幌を開けて走る解放感、エンジン音や路面を感じる楽しさは、日常のストレスを吹き飛ばしてくれるものです。「この車に乗っていてよかった!」と感じる瞬間がたくさんありますし、そうした時間こそが、自分の人生を充実させていると実感しています。