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2025年04月14日
【若者必見】年収以上の車は買える?理想のクルマに乗るための現実的アプローチ
「車は年収の半分が妥当」 「年収以上の車なんて無謀だ」 …そう言われることは多いですが、実はこの“常識”は古くなりつつあります。 今の時代、残価設定ローン(残クレ)や長期ローン、カーリースなど、車を手に入れる選択肢は多彩です。 大切なのは「いくらの車か」ではなく、その車を維持していけるかどうかです。 人生は一回きりなので憧れのクルマを工夫して手に入れましょう。

この記事の目次

  1. 1. 「年収以上の車」は本当に無理なのか? ▶︎
  2. 2. 年収400万円・23歳がスープラを買う現実的シミュレーション ▶︎
  3. 3. 年収以上の車でも破綻しないためにすべきこと ▶︎
  4. 4. 欲しい車を手に入れるための3ステップ ▶︎
  5. 5. まとめ|年収以上の車は、若者でも夢じゃない ▶︎
1. 「年収以上の車」は本当に無理なのか?

「車は年収の半分以下に抑えるべき」「年収以上の車を買うのは無謀」――そんな言葉を聞いたことがある方も多いはず。
確かに家計のバランスを考えれば一理ありますが、これはあくまで“昔の常識”。今はクルマの買い方も多様化しており、年収以上のクルマでも無理なく所有する方法があります。

特にスポーツカーや高級車を「若いうちに乗りたい!」という人にとって、この選択肢を頭ごなしに否定するのはもったいない。
実際、20代でも年収以上の車に乗っている人は少なくありません。

大切なのは、「今すぐ買う」か「将来に備える」かではなく、どうやって買うかです。

2. 年収400万円・23歳がスープラを買う現実的シミュレーション

ここで、若者に人気のスポーツカー「トヨタ・スープラ(90系)」を例に、年収以上の車をどう買うかシミュレーションしてみましょう。

●想定条件① (残価設定ローンを活用)

  • 車種:スープラ SZ-R(2Lモデル)

  • 車両価格:約600万円(中古価格)

  • 年齢:23歳

  • 年収:400万円

  • 頭金:50万円

  • ローン:残価設定ローン(5年・残価200万円)を利用

  • ボーナス払い:なし

●月々の支払い

600万円 − 50万円(頭金)− 200万円(残価)= 350万円
→ 月々:約58,000円(+金利)
→ 金利込みで月6.5万〜7万円程度

●維持費を加えると?

  • 自動車税:約5,500円/月

  • 任意保険(車両保険込み・年齢23歳):約15,000円

  • 駐車場代:10,000~20,000円(地域差あり)

  • ガソリン・消耗品代:10,000円前後

合計:約10万円〜11万円/月

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●想定条件② (頭金を多く用意)

  • 車種:スープラ SZ-R(2Lモデル)

  • 車両価格:約600万円

  • 頭金:300万円(貯金で用意)

  • ローン:300万円を5年(60回)で返済

  • 金利:3.9%想定(実際は信販会社や属性で変動)

  • ボーナス払い:なし

●月々の支払額(ローン部分)

300万円を5年(60回)で返済 →

  • 月々:約55,000円(3.9%金利の場合の概算)

●維持費の試算(同様)

  • 自動車税:約5,500円

  • 任意保険:約15,000円(車両保険込み)

  • 駐車場代:10,000~20,000円

  • ガソリン・消耗品:10,000円前後

月合計:約9万円〜10万円 (ボーナス払いも活用することでさらに月の出費は抑えられます。)

これらのように、手取り25万円前後でも、生活の工夫次第で「年収以上の車の購入」は十分に現実的です。
また、上記のような残価設定を使わずに頭金を多く入れてローン購入するなどの手段も有効と言えます。

トヨタの公式サイトから支払いシミュレーションもできます。
トヨタ 見積りシミュレーション | トヨタ自動車WEBサイト

3. 年収以上の車でも破綻しないためにすべきこと

「背伸びして高い車を買う=家計破綻」ではありません。
むしろ、無計画に安い中古車を買っても、維持費がかさんで破綻するケースもあるほど。

ポイントは以下の3つ:

  • 固定費の見直し(家賃、通信費、サブスク)

  • 外食や娯楽費の削減(月2~3万円節約可能)

  • 副業やスキルアップによる収入アップ(月1~3万円)

これだけで月5~6万円の余裕が生まれます。
スープラにかかる費用とほぼ同じ。つまり、「好きな車のために生活を最適化する」ことで、年収以上のスポーツカー購入は手が届く夢になります。

4. 欲しい車を手に入れるための3ステップ


やはり目標の車を手に入れた時の喜びや達成感はひとしおです。
本気で年収以上の車を狙うなら、以下のステップを踏んでおきましょう。

① 自分に合った購入方法を選ぶ

  • 残クレ:月々の負担が軽く、新車に手が届きやすい

  • 長期ローン:支払い総額は増えるが月々の負担が抑えられる

  • リース:メンテナンス費込みで定額利用が可能

自分のライフスタイルに合った支払い方法を選びましょう。

② 維持費を事前に把握する

  • 車両価格だけでなく、保険・駐車場・燃料費などトータルで試算

  • 任意保険は等級や年齢で大きく変わるため、事前の見積もりが重要

③ 目的と覚悟を明確にする

「なぜその車に乗りたいのか?」をはっきりさせましょう。
例えば「スープラに乗って峠を走るのが夢」「若いうちに憧れのクルマを所有したい」など。
その気持ちは十分すぎる購入理由になります。

個人的には③の目標を明確にし覚悟を決めることが、節約や副業のやる気につながってくると思います。
このページを観覧してくれた方、今すぐ覚悟を決めましょう!

5. まとめ|年収以上の車は、若者でも夢じゃない

若者がスープラのような年収を超えるスポーツカーを買うのは、決して不可能ではありません
大切なのは、「高いから無理」とあきらめるのではなく、どうやったら買えるかを逆算して考えること
「本当に欲しいなら“まだ早い”はただの思い込みだ」

今の時代は、車の買い方も選び方も自由。
年収400万円・23歳という条件でも、しっかり準備すれば600万円のクルマに乗ることは十分可能です。

そして何より、「本当に好きな車に乗っている人生」は、想像以上に満足度が高い。
車好きとしての人生を、自分らしく楽しんでください。

あなたの“好き”が、人生を変える力を持っています。
本気で欲しいなら、あきらめないことが重要です。